*使用頻度が極めて低い強調法を除き、私たちは今、基本形動詞と派生形動詞の全ての活用と、派生形動詞から導かれる動名詞及び分詞の活用を知ることができました。換言すれば、私たちは今、語形変化の学習をほぼ終えたと言えるでしょう。

*この段階に達すれば、原則的に学習者はあらゆる語の語根を推察し、必要があれば辞書の力を借りて、その意味を知ることができます。従って、学習者に残された唯一の課題は、語彙を増やすことと、いくつかの構文法を修得することだけです。そうすればやがて、例えば新聞記事のような、現代的文体と平易な語で書かれた、発音記号のない文章を読解できるようになるでしょう。