第2課:休日の夕方
昼食後、二人の少年はコーヒーを飲みます。それからナジールがアフマドに言います。
「空が晴れたよ。競技場に行こうか?」
「今日はどのチームが対戦するの?」
「僕たちの地区のチームが別のチームと対戦するんだ。」
「今日以前に、その二つのチームは対戦したの?」
「うん、数週間前に対戦してね、別のチームが勝ったんだ。僕たちのチームにはたくさんの応援が必要だと僕は思うよ。」
「僕は競技場より映画の方がいいな。だって、競技場は寒いから。」
「それじゃ、僕はこれから君と別れるよ。でも、試合の後、また会おうよ。」
「僕は映画館のドアの前にいるよ。」
二人の少年は別れます。アフマドは映画に行き、ナジールは競技場に行きます。
そして2時間後。ここは映画館の前です。アフマドが言います。
「今日は僕たちのチームが勝ったと思うよ。」
「誰が君にそのことを言ったの?」
「君の喜んでいる顔を見て、勝ったのは僕たちのチームだってわかったよ。」
「そう、僕たちのチームが勝ったんだ。だって、大勢の人が競技場に来て応援したから、よく戦ったのさ。」
「フランス人の言う通りだね。日々は続くが似た日はないさ。」
「君の見た映画は素晴らしかった?」
「うん、僕は素晴らしい映画を2本見たよ。1本目は短編で、もう一つは長編だった。」