第10課:アーミナの祖父は病気です
ザイナブが友だちに言います。
「ねえ、アーミナ。どうして遅刻したの? 私、11時からあなたを待っていたのよ。でも、もう12時じゃない。」
「実は、私が来たのは、今日あなたと昼食を食べることはできないことをあなたに伝えるためなの。だって、私、これからお医者さんのところに行くの。」
「どうしたの? あなた、病気なの、それとも仮病を使っているの?」
「私は病気じゃないわ。でも、私はおじいさんの診察のためにお医者さんを呼びに行くの。」
「それじゃ、あなたのおじいさんは病気なの?」
「うん、今日で病気になってから14日目になるわ。」
「神様がお治しくださいますように! でも、どうしてあなたたちはこんなに長い間、おじいさんを病気で苦しませていたの?」
「私たちは一日目からお医者さんを呼んだわ。お医者さんはおじいさんを診察して、たくさん薬をあげたわ。」
「その薬は、効き目があったの?」
「うん。おじいさんの健康が少しずつ改善されてきたから、私たちは、おじいさんはもうすっかり良くなったと思っていたの。でも、昨晩おじいさんはずっと起きていて、頭や全身の痛みに苦しんでいたの。そこでお父さんが夜中にお医者さんを連れてきて、お医者さんが痛みを軽くするために薬を与えたの。」
「痛みは軽くなったの?」
「うん。おじいさんは朝まで眠ったわ。でも、1時間前から痛みがぶり返してきたから、お母さんが昨夜の薬を与えて、私にお医者さんのところに行くように言いつけたのよ。」
「それじゃ、あなたはいつ私を訪ねに来て、私と一緒に昼食を食べるの?」
「おじいさんの病気がよくなってからね。」
「私、おじいさんが早く回復することを願っているわ。」